- 1 Fantic motor イモラ500|EICMA2026正式発表・最新情報
- 2 新型Fantic Imola500がEICMA2026で正式発表!
- 3 Imola500の正式スペック一覧! 463cc単気筒・150kg・810mmシート
- 4 エンジンは463cc単気筒! Stealth500からさらにスポーツ寄りに
- 5 Fantic Racing Suspensionを新採用! 前後フルアジャスタブル
- 6 コーナリングABSや4種類のライディングモードも搭載!
- 7 【兄弟車比較】Imola500とStealth500はどこが違う?
- 8 【4台比較】Imola500はCBR250RR・ZX-25RR・Thruxton400より小さい?
- 9 【イタリア車対決】Imola500とAprilia RS457を比較!
- 10 【125cc比較】Imola125も正式発表! RS125・YZF-R125・GSX-R125と比較
- 11 Imola500の日本発売はある? 兄弟車Stealth500はすでに国内販売中!
- 12 Imola500の日本価格を予想! 130万~160万円程度?
- 13 まとめ|Imola500は250cc級の車体に463cc単気筒を搭載した注目の新型スポーツ!
Fantic motor イモラ500|EICMA2026正式発表・最新情報
イタリアのバイクメーカー「Fantic(ファンティック)」から、注目の新型フルカウルスポーツ「Imola500(イモラ500)」が正式発表されました!

2026年11月3日、イタリア・ミラノで開催されたEICMA2026において、FanticはImola500とImola125の最終市販仕様を世界初公開しました。
新型Imola500は、463ccの水冷DOHC単気筒エンジンを搭載したフルカウルスポーツです。
最大の特徴は、全長1,996mm、ホイールベース1,372mmというコンパクトな車体。
なんと、Honda CBR250RRやKawasaki NinjaZX-25RRと比較しても、ホイールベースが短い設計になっています。
さらに車両重量は燃料を除いて150kg。前後フルアジャスタブルのサスペンションやコーナリングABSなど、本格的なスポーツ走行を意識した装備も採用されています。
そして、今回の発表ではイタリアでの発売時期と価格も明らかになりました。
- イタリア発売予定:2027年5月
- イタリア価格:6,990ユーロ(税込)
- 排気量:463cc
- 重量:150kg(燃料を除く)
- 全長:1,996mm
- ホイールベース:1,372mm
今回は、正式発表されたImola500のスペックや装備を詳しく紹介するとともに、兄弟車Stealth500、CBR250RR、NinjaZX-25RR、Thruxton400、そして同じイタリアブランドのAprilia RS457との比較を行います。
さらに、同時発表されたImola125についても、RS125、YZF-R125、GSX-R125との比較表を用意しました。
日本発売の可能性や価格についても考察していきます。
新型Fantic Imola500がEICMA2026で正式発表!
Imola500は、ファンティックが開発してきた新しいフルカウルスポーツです。

これまでもコンセプトモデルが公開されていましたが、今回のEICMA2026では最終市販仕様が発表されました。
そして、2027年5月からイタリアの正規販売店で販売されることが明らかになっています。
Fanticはモトクロスやエンデューロ、スーパーモタードなどで知られるメーカーですが、近年はストリートモデルの展開も強化しています。
その代表的なモデルが、ネイキッドスポーツのStealth500です。
今回のImola500は、そのStealth500と基本エンジンを共有しながら、フルカウルや専用の足回りを採用したスポーツモデルとなります。
なお、Imola500は車名に500と付いていますが、実際の排気量は463ccです。
エンジンはイタリアのMotori Minarelli(モトーリ・ミナレッリ)が手掛けるMM460系の単気筒ユニットです。
イタリアで設計・製造されるモデルであることも、大きな特徴になっています。
Imola500の正式スペック一覧! 463cc単気筒・150kg・810mmシート
まずは、EICMA2026で明らかになった主要スペックを確認してみましょう。
| 項目 | Fantic Imola500 |
|---|---|
| エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 |
| 排気量 | 463cc |
| ボア×ストローク | 96×64mm |
| 最高出力 | 正式数値未発表(欧州A2免許対応) |
| 最大トルク | 正式数値未発表 |
| 燃料供給 | 電子制御燃料噴射・46mmスロットルボディ |
| スロットル | ライドバイワイヤ |
| 変速機 | 6速MT |
| クラッチ | バックトルクリミッター付き |
| 全長 | 1,996mm |
| 全幅 | 未確認 |
| 全高 | 未確認 |
| ホイールベース | 1,372mm |
| シート高 | 810mm |
| 重量 | 150kg(燃料を除く) |
| 燃料タンク | 12L |
| フレーム | スチールトレリス+アルミ製サイドプレート |
| スイングアーム | アルミ製 |
| フロントサスペンション | FRS TRACK43・43mm倒立・フル調整式 |
| リアサスペンション | FRS TRACK14・フル調整式 |
| フロントブレーキ | 320mmシングルディスク・ラジアルキャリパー |
| リアブレーキ | 230mmディスク |
| フロントタイヤ | 110/70-17 |
| リアタイヤ | 150/60-17 |
| タイヤ銘柄 | Pirelli Diablo Rosso IV |
| 電子制御 | コーナリングABS・トラクションコントロール |
| ライディングモード | Street/Wet/Track/Custom |
| メーター | 5インチTFT |
| ヘッドライト | フルLED |
| イタリア価格 | 6,990ユーロ(税込) |
| イタリア発売予定 | 2027年5月 |
| 日本価格・発売日 | 未発表 |
※2026年11月5日時点のFantic公式発表およびイタリア専門メディア公表諸元。150kgは燃料を除いた数値です。燃料込みの日本式車両重量とは測定条件が異なります。
出典:Gazzetta Motori|Imola125・Imola500正式スペック
エンジンは463cc単気筒! Stealth500からさらにスポーツ寄りに
Imola500には、Motori Minarelli製のMM460エンジンが採用されています。
水冷DOHC4バルブ単気筒で、排気量は463cc。
このエンジンは兄弟車のStealth500にも使用されていますが、Imola500では専用の変更が加えられています。
ファンティック公式によると、主な変更点は専用エアボックス、排気ヘッダー、軽量化されたピストンです。
これにより、高回転域まで素早く回転が上昇する特性を目指しています。
また、ファンティックは10,500rpmまでの高回転域を強調しています。
単気筒エンジンといえば低中回転域のトルクを重視したモデルも多いですが、Imola500では高回転域でのスポーツ走行をかなり意識しているようです。
ただし、最高出力と最大トルクの最終数値は未発表です。
欧州A2免許に対応する性能であることは明らかになっていますが、具体的な馬力については今後の発表を確認したいところです。
Fantic Racing Suspensionを新採用! 前後フルアジャスタブル
今回のImola500で、エンジンと並んで注目したいのがサスペンションです。
新型Imola500には、ファンティックが自社開発した「Fantic Racing Suspension(FRS)」が採用されています。
フロントには43mm径の倒立フォーク「TRACK43」、リアにはモノショック「TRACK14」を装備します。
どちらもフルアジャスタブルとなっており、走行条件やライダーの好みに合わせて細かく調整できます。
FRS TRACK43の調整機能
- インナーチューブ径:43mm
- ストローク:130mm
- 圧側減衰力:22段階
- 伸側減衰力:22段階
- スプリングプリロード調整
FRS TRACK14の調整機能
- 圧側減衰力:24段階
- 高速圧側減衰力:3回転の調整範囲
- 伸側減衰力:16段階
- スプリングプリロード調整
- ショック全長調整
特にリアサスペンションの全長調整に対応している点は注目したいところです。
単純にスプリングの硬さや減衰力を変えるだけでなく、車体姿勢のセッティングにも対応できます。
500ccクラスの公道向けフルカウルスポーツとしては、かなり本格的な構成ですね。
もちろん、調整項目が多いだけで走行性能が決まるわけではありませんが、サーキット走行を想定した開発姿勢が伝わってきます。
コーナリングABSや4種類のライディングモードも搭載!
Imola500は電子制御も充実しています。
6軸IMUを用いたコーナリングABS、トラクションコントロール、ライドバイワイヤなどを採用しています。
ライディングモードは次の4種類です。
- Street:通常走行向け
- Wet:雨天など滑りやすい路面向け
- Track:スポーツ走行向け
- Custom:ユーザー設定向け
エンジンマップはFUNとWETの2種類が用意され、ライディングモードに応じて電子制御の特性が変化します。
また、コーナリングABSはリア側の作動を解除できる仕様とされています。
メーターには5インチTFTを採用し、USB-C端子やフルLED灯火類も装備しています。
単気筒エンジンを搭載したシンプルなスポーツモデルでありながら、電子制御の内容はかなり充実しています。
【兄弟車比較】Imola500とStealth500はどこが違う?
新型Imola500を考える上で、まず比較したいのが兄弟車のStealth500です。
Stealth500はすでに日本で正規販売されており、メーカー希望小売価格は126万5,000円(税込)です。
うーん、高い。ただこのクラスのシングルガチスポーツは唯一無二だし、ちゃんとイタ車だし、装備豪華だし、見た目最高だからねえ
両車は463ccのMM460エンジンを共有していますが、車体構成には違いがあります。
| 項目 | Imola500 | Stealth500 |
|---|---|---|
| カテゴリー | フルカウル | ネイキッド |
| 排気量 | 463cc | 463cc |
| 最高出力 | 未発表 | 33.7kW(約45.8PS) |
| 全長 | 1,996mm | 1,967mm |
| ホイールベース | 1,372mm | 1,368mm |
| シート高 | 810mm | 810mm |
| 重量 | 150kg 燃料除く |
147kg 燃料除く |
| 燃料タンク | 12L | 12L |
| フロントフォーク | 43mm倒立 フル調整式 |
41mm倒立 |
| リアサスペンション | FRS TRACK14 フル調整式 |
FRSモノショック プリロード調整式 |
| ハンドル | セパレート | バーハンドル |
| 日本価格 | 未発表 | 1,265,000円 |
※Stealth500は日本輸入元モータリストの公表値。Imola500はEICMA2026発表値です。両車の重量は燃料を除いた数値です。
Imola500はStealth500より全長が29mm長く、ホイールベースは4mm長くなっています。
重量差は3kgです。
フルカウルや専用の装備を追加しながら、燃料を除いた重量差が3kgに収まっている点は興味深いところです。
また、Imola500はエンジン内部や吸排気系にも変更が加えられており、単なるカウル付き仕様ではありません。
専用の前後サスペンションや低いセパレートハンドルなどを採用し、よりスポーツ走行を重視した設計になっています。
日本仕様のStealth500については、モータリスト公式製品ページで確認できます。
【4台比較】Imola500はCBR250RR・ZX-25RR・Thruxton400より小さい?
ここからは、他メーカーのスポーツモデルと比較してみましょう。
今回比較するのは次の4台です。
- Fantic Imola500:463cc単気筒
- Honda CBR250RR:249cc並列2気筒
- Kawasaki NinjaZX-25RR:249cc並列4気筒
- Triumph Thruxton400:398cc単気筒
なお、Thruxton400はハーフカウルのカフェレーサーです。
Imola500、CBR250RR、NinjaZX-25RRの3台はフルカウルを採用しています。
エンジン形式は異なりますが、車体サイズやスポーツ性能を比較する上では興味深い組み合わせです。
Imola500・CBR250RR・ZX-25RR・Thruxton400スペック比較表
| 比較項目 | Fantic Imola500 |
Honda CBR250RR |
Kawasaki ZX-25RR |
Triumph Thruxton400 |
|---|---|---|---|---|
| エンジン | 水冷単気筒 | 水冷2気筒 | 水冷4気筒 | 水冷単気筒 |
| 排気量 | 463cc | 249cc | 249cc | 398cc |
| 最高出力 | 未発表 | 42PS | 46PS ラムエア時48PS |
42PS |
| 最大トルク | 未発表 | 25Nm | 21Nm | 37.5Nm |
| 全長 | 1,996mm | 2,065mm | 1,980mm | 2,042mm |
| 全幅 | 未確認 | 725mm | 750mm | 775mm |
| 全高 | 未確認 | 1,110mm | 1,110mm | 1,110mm ミラー除く |
| ホイールベース | 1,372mm | 1,390mm | 1,380mm | 1,376mm |
| シート高 | 810mm | 790mm | 785mm | 795mm |
| 重量 | 150kg 燃料除く |
168kg 車両重量 |
184kg 車両重量 |
176kg 燃料等込み |
| 燃料タンク | 12L | 14L | 15L | 13L |
| フロントフォーク | 43mm倒立 フル調整 |
倒立式 | 37mm倒立 SFF-BP |
43mm倒立 |
| リアサスペンション | FRS TRACK14 | プロリンク | BFRC lite | モノショック |
| フロントブレーキ | 320mm | シングルディスク | 310mm | 300mm |
| フロントタイヤ | 110/70-17 | 110/70R17 | 110/70R17 | 110/70R17 |
| リアタイヤ | 150/60-17 | 140/70R17 | 150/60R17 | 150/60R17 |
| 国内価格(税込) | 未発表 | 902,000円~ | 1,052,700円 | 849,900円~ |
| 必要免許(日本) | 大型二輪 | 普通二輪 | 普通二輪 | 普通二輪 |
※Imola500は欧州発表仕様、他の3台は国内向け公表諸元を使用。重量は測定条件が異なります。Imola500の150kgは燃料を除いた数値であり、他の車両重量と直接比較できません。
全長はZX-25RRに近い! CBR250RRより69mm短い
4台の全長を短い順に並べると、次のようになります。
- NinjaZX-25RR:1,980mm
- Imola500:1,996mm
- Thruxton400:2,042mm
- CBR250RR:2,065mm
最も短いのはNinjaZX-25RRですが、Imola500との差はわずか16mmです。
また、Imola500はCBR250RRより69mm短く、Thruxton400より46mm短い設計になっています。
463ccという排気量ながら、250ccクラスのフルカウルスポーツに近い車体サイズとなっています。
ホイールベースは4台で最短! 1,372mm
さらに注目したいのがホイールベースです。
- Imola500:1,372mm
- Thruxton400:1,376mm
- NinjaZX-25RR:1,380mm
- CBR250RR:1,390mm
なんと、Imola500は今回比較した4台の中で最も短いホイールベースを採用しています。
Thruxton400との差は4mm、ZX-25RRとの差は8mm、CBR250RRとの差は18mmです。
もちろん、ホイールベースが短ければ必ず旋回性能が高いというわけではありません。
キャスター角やトレール、重量配分なども影響しますが、Imola500が非常にコンパクトなスポーツモデルであることは分かります。
単気筒同士ならThruxton400との比較が面白い!
Imola500と同じ単気筒エンジンを採用しているのが、Triumph Thruxton400です。
Thruxton400は398ccで、最高出力42PS、最大トルク37.5Nmを発揮します。
一方、Imola500は463ccで、排気量では65cc大きくなっています。
外観ではImola500がフルカウル、Thruxton400がハーフカウルという違いがあります。
また、Imola500は前後フルアジャスタブルのサスペンションを採用しており、サーキット走行に対応した細かなセッティングが可能です。
Thruxton400はクラシックなカフェレーサーの外観を大切にしながら、現代的なスポーツ性能を備えたモデルです。
同じ単気筒でありながら、それぞれ異なる魅力を持っています。
150kgという重量はどう評価する?
Imola500の公表重量は150kgです。
ただし、これは燃料を除いた重量であり、日本メーカーが一般的に公表している燃料込みの車両重量とは条件が異なります。
CBR250RRは168kg、ZX-25RRは184kg、Thruxton400は176kgですが、この数値をそのまま比較して優劣を判断することはできません。
Imola500のタンク容量は12Lなので、満タン時には燃料分の重量が加わります。
今後、日本仕様が発表された際には、燃料を含む車両重量も確認したいところです。
【イタリア車対決】Imola500とAprilia RS457を比較!
次に比較したいのが、同じイタリアブランドのAprilia RS457です。
Imola500は463cc、RS457は457cc。
排気量差はわずか6ccです。
どちらも17インチホイールを採用したフルカウルスポーツですが、エンジン形式やフレーム、足回りには違いがあります。
Imola500は単気筒、RS457は並列2気筒。
また、Imola500はスチールトレリスとアルミ製サイドプレートを組み合わせたフレームを採用していますが、RS457はアルミ製ダブルスパーフレームを採用しています。
Imola500・RS457スペック比較表
| 項目 | Fantic Imola500 | Aprilia RS457 |
|---|---|---|
| エンジン | 水冷単気筒DOHC | 水冷並列2気筒DOHC |
| 排気量 | 463cc | 457cc |
| 最高出力 | 未発表 | 47.6HP/9,400rpm |
| 最大トルク | 未発表 | 43.5Nm/6,700rpm |
| 全長 | 1,996mm | 1,982.5mm |
| 全幅 | 未確認 | 760mm |
| 全高 | 未確認 | 未確認 |
| ホイールベース | 1,372mm | 公式日本諸元で未確認 |
| シート高 | 810mm | 800mm |
| 重量 | 150kg 燃料除く |
175kg 燃料90%搭載 |
| 燃料タンク | 12L | 13L |
| フレーム | スチールトレリス+アルミサイドプレート | アルミ製ダブルスパー |
| フロントフォーク | 43mm倒立 フル調整式 |
41mm倒立 プリロード調整式 |
| リアサスペンション | FRS TRACK14 フル調整式 |
モノショック プリロード調整式 |
| フロントブレーキ | 320mm | 320mm |
| リアブレーキ | 230mm | 220mm |
| フロントタイヤ | 110/70-17 | 110/70ZR17 |
| リアタイヤ | 150/60-17 | 150/60ZR17 |
| ライディングモード | 4種類 | 3種類 |
| コーナリングABS | 搭載 | 専用機能としての記載なし |
| トラクションコントロール | 搭載 | 搭載 |
| メーター | 5インチTFT | 5インチTFT |
| 日本価格(税込) | 未発表 | 880,000円 |
| 日本発売状況 | 未発表 | 正規販売中 |
※2026年11月5日時点。Imola500は欧州発表仕様、RS457は日本公式仕様を使用。重量の測定条件が異なるため、単純比較はできません。RS457のホイールベースは日本公式諸元表に記載がないため、比較値を確定していません。
全長差はわずか13.5mm!
Imola500の全長は1,996mm、RS457は1,982.5mmです。
差はわずか13.5mmで、RS457の方が短い車体となっています。
どちらも全長2,000mmを切っており、非常にコンパクトなフルカウルスポーツです。
また、シート高はImola500が810mm、RS457が800mmで、RS457の方が10mm低くなっています。
両車とも前後17インチホイールを採用し、フロント110mm、リア150mm幅のタイヤを装着しています。
排気量やサイズだけでなく、タイヤ構成もかなり近い組み合わせです。
最大の違いは単気筒と2気筒!
Imola500は463ccの単気筒エンジンを採用しています。
一方、RS457は457ccの並列2気筒エンジンです。
RS457の最高出力は47.6HP、最大トルクは43.5Nm。
Imola500は正式な出力値が未発表ですが、10,500rpmまでの高回転域を意識した設計が紹介されています。
単気筒と2気筒では、振動や排気音、回転の上がり方などに違いが生じます。
同じ排気量帯でも、それぞれ異なる乗り味を持つモデルになりそうです。
サスペンション調整機能ではImola500が充実
サスペンションを見ると、Imola500は前後フルアジャスタブルのFRSを採用しています。
フロントは圧側・伸側減衰力とプリロード、リアはそれらに加えてショック全長の調整も可能です。
一方、RS457は前後ともプリロード調整に対応しています。
そのため、調整可能な項目の多さではImola500が優位です。
ただし、調整機能が多いだけで実際のサスペンション性能が決まるわけではありません。車体全体のバランスやセッティング、タイヤとの組み合わせも重要です。
RS457は日本価格88万円! Imola500との差は?
Aprilia RS457は、2026年11月時点で日本正規販売価格88万円(税込)です。
一方、Imola500はイタリアで6,990ユーロという価格が発表されていますが、日本価格は未発表です。
日本での価格差を考える場合、同じファンティックのStealth500が126万5,000円で販売されている点も参考になります。
Imola500が日本で販売される場合、RS457よりも高価な価格帯になる可能性があります。
ただし、現時点では輸入元から正式価格が発表されておらず、今後の情報を確認する必要があります。
【125cc比較】Imola125も正式発表! RS125・YZF-R125・GSX-R125と比較
EICMA2026では、Imola500と同時にImola125の最終市販仕様も発表されました。
Imola125は124.66ccの水冷単気筒エンジンを搭載し、最高出力15PSを発揮します。
エンジンには可変バルブタイミング機構を採用し、6速MTとバックトルクリミッター付きクラッチを装備しています。
さらに、320mmのフロントブレーキ、41mm径の倒立フォーク、5インチTFTメーターなども採用しています。
今回は同じイタリアブランドのAprilia RS125、日本メーカーのYZF-R125とGSX-R125を比較対象としました。
Imola125・RS125・YZF-R125・GSX-R125比較表
| 比較項目 | Fantic Imola125 |
Aprilia RS125 |
Yamaha YZF-R125 |
Suzuki GSX-R125 |
|---|---|---|---|---|
| エンジン | 水冷単気筒SOHC | 水冷単気筒DOHC | 水冷単気筒SOHC | 水冷単気筒DOHC |
| 排気量 | 124.66cc | 124.2cc | 124cc | 124cc |
| 最高出力 | 15PS | 15HP | 15PS | 15PS |
| 最大トルク | 未確認 | 11.4Nm | 12Nm | 11Nm |
| 全長 | 1,996mm | 1,968mm | 2,030mm | 2,000mm |
| 全幅 | 未確認 | 760mm | 725mm | 700mm |
| 全高 | 未確認 | 1,135mm | 1,135mm | 1,070mm |
| ホイールベース | 1,355mm | 1,350mm | 1,325mm | 1,300mm |
| シート高 | 810mm | 820mm | 815mm | 785mm |
| 重量 | 130kg 燃料除く |
144kg 装備重量 |
141kg 車両重量 |
137kg 車両重量 |
| 燃料タンク | 12L | 14.5L | 11L | 11L |
| フロントフォーク | 41mm倒立 | 40mm倒立 | 倒立式 | 正立式 |
| フロントブレーキ | 320mm | 300mm | 282mm | 290mm |
| フロントタイヤ | 110/70-17 | 100/80-17 | 100/80-17 | 90/80-17 |
| リアタイヤ | 150/60-17 | 140/70-17 | 140/70-17 | 130/70-17 |
| メーター | 5インチTFT | デジタル | LCD | LCD |
| 価格 | 5,990ユーロ イタリア価格 |
国内価格未確認 | 517,000円 国内最終掲載価格 |
453,200円 国内最終掲載価格 |
| 国内販売状況 | 未発表 | 国内正規導入未確認 | 生産終了モデル | 生産終了モデル |
※Imola125は2026年EICMA発表仕様、RS125は欧州仕様、YZF-R125とGSX-R125は日本向け公表仕様を使用。重量の測定条件と販売市場が異なります。YZF-R125とGSX-R125は国内公式サイトで生産終了モデルとして掲載されています。
Imola125の全長は1,996mm!

Imola125の全長は1,996mmです。
これは兄貴分のImola500と同じ数値です。
125ccクラスで比較すると、RS125より28mm長く、YZF-R125より34mm短くなっています。
また、GSX-R125との差はわずか4mmです。
125ccでありながら、500cc版と共通するデザインや存在感のある車体を採用しています。
ホイールベースは1,355mm! 125cc比較では最も長い
ホイールベースを比較すると、Imola125は1,355mmです。
RS125の1,350mmより5mm長く、YZF-R125より30mm、GSX-R125より55mm長い設定です。
今回比較した4台では最も長い数値となっています。
なお、Imola500のホイールベースは1,372mmなので、Imola125より17mm長くなっています。
全長は同じでも、軸距は排気量に応じて変更されているわけですね。
タイヤは前110mm・後150mm! 125ccとしては太め
Imola125のタイヤサイズも注目したいところです。
フロントは110/70-17、リアは150/60-17。
これはImola500と同じサイズです。
一方、RS125やYZF-R125はリア140mm、GSX-R125はリア130mmを採用しています。
Imola125は今回比較した125ccスポーツの中では、最も太いリアタイヤを装備しています。
さらにフロントブレーキは320mmディスクで、同クラスのライバルより大径となっています。
タイヤ幅やブレーキ径の大きさだけで性能の優劣は決まりませんが、125ccモデルにも充実した足回りを与えていることが分かります。
Imola125は2027年5月発売! イタリア価格5,990ユーロ
Imola125は、2027年5月からイタリアで販売される予定です。
価格は5,990ユーロ(税込)と発表されています。
500cc版のImola500は6,990ユーロなので、価格差は1,000ユーロです。
日本向けの発売日や価格は未発表ですが、125ccクラスの新しいイタリア製フルカウルスポーツとして注目したいモデルです。
Imola500の日本発売はある? 兄弟車Stealth500はすでに国内販売中!
Imola500の日本導入については、2026年11月5日時点で正式発表されていません。

ただし、日本では兄弟車のStealth500が正規販売されています。
Stealth500は同じ463ccエンジンを搭載しており、日本輸入元モータリストが取り扱っています。
そのため、Imola500についても国内導入を期待できる材料はあります。
もちろん、兄弟車が日本で販売されていることだけで、Imola500の国内発売が決まったわけではありません。
今後は日本向けの仕様や認証、正規輸入の案内が出るかどうか注目です。
なお、Imola500は排気量が400ccを超えているため、日本で運転するには大型二輪免許が必要です。
Imola500の日本価格を予想! 130万~160万円程度?
Imola500のイタリア価格は6,990ユーロ(税込)と発表されました。
一方、日本価格は未発表です。
参考になるのが、兄弟車Stealth500の国内価格です。
| モデル | 価格 |
|---|---|
| Fantic Stealth500 | 126万5,000円(税込・日本) |
| Fantic Imola500 | 6,990ユーロ(税込・イタリア) |
| Fantic Imola125 | 5,990ユーロ(税込・イタリア) |
Imola500はStealth500よりも専用装備が充実しています。
フルカウル、専用エンジンセッティング、FRS TRACK43、FRS TRACK14などを採用しているため、日本に導入される場合はStealth500より高価になる可能性があります。
仮にStealth500の国内価格を基準にすると、130万~160万円程度が一つの予想範囲になるのではないでしょうか。
ただし、これは当ブログ独自の仮定による予想であり、メーカー発表価格ではありません。
日本での輸入条件や為替、販売台数、認証費用などによって価格は大きく変わる可能性があります。
正式な国内価格が発表された際には、Stealth500やRS457との価格差にも注目したいところです。
まとめ|Imola500は250cc級の車体に463cc単気筒を搭載した注目の新型スポーツ!
2026年11月3日のEICMA2026で正式発表されたFantic Imola500。
今回の発表で、これまで分からなかった発売時期や価格、正式な車体スペックが明らかになりました。
主なポイントを整理すると、次のようになります。
- 463cc水冷DOHC単気筒エンジンを採用
- Motori Minarelli製MM460エンジンを専用セッティング
- 全長1,996mm、ホイールベース1,372mm
- 重量150kg(燃料を除く)
- シート高810mm、燃料タンク12L
- 前後17インチホイールを採用
- FRS TRACK43・TRACK14の前後フル調整式サスペンション
- コーナリングABS、トラクションコントロールを搭載
- 4種類のライディングモードを設定
- 5インチTFTメーター、USB-C、フルLED灯火類を装備
- イタリア価格6,990ユーロ(税込)
- イタリア発売予定は2027年5月
- 日本価格・発売日は未発表
個人的には、特に全長とホイールベースが印象的でした。
463ccという排気量でありながら、CBR250RRよりも全長が69mm短く、ZX-25RRよりホイールベースが8mm短いという設計です。
同じ単気筒のThruxton400と比較しても、ホイールベースは4mm短くなっています。
さらに、同じイタリアブランドのRS457と比較すると、排気量はほとんど同じでも、単気筒と2気筒というエンジン形式に違いがあります。
Imola500は前後フルアジャスタブルのサスペンションも採用しており、車体セッティングの自由度が高いことも魅力です。
そして、弟分のImola125も全長1,996mmという存在感のある車体を採用し、125ccクラスとしては充実した足回りを備えています。
ファンティックの新しいフルカウルスポーツとして、Imola500とImola125の両モデルに期待したいですね。
今後は正式な最高出力・最大トルク、そして日本導入の有無に注目です!