第1位:aprilia「GPR250R」
・もともとはデルビのGPRシリーズのデザインで、数年前ですが日本でもSOX様からこのデルビのバイクが輸入されて販売されていましたね。当時としてはアグレッシブなデザインで、かっこよかったですが、今となっては少々野暮ったいデザインになってしまいましたね。
・2020年頃、アプリリアデザインで一新され、新型GPR250Rが発表されました。ピアッジオグループのブランドの中でも、デルビよりも国際的な知名度の高い「apriliaのRSV4シリーズ」のデザインを踏襲したということですね。少し前のモデルの余韻は残っていますが、うまくヘッド周りはLEDライトのデザインを改良し、RSVファミリーの顔付きに近づいています。個人的にはすごくかっこいいと思います。
<スペックについて>
・水冷DOHC4バルブ単気筒、馬力は27.9PS(9,000rpm)、最大トルクは21.5N.m(7,500rpm)となかなかいいくらいの出力ですね!
・装備はこのクラスでも最新のTFTメーターの採用。ヘッドライト含めて基本的にはLED。カラーは3色でItaly感あるカラーも採用されています
・サイズとしては、全長1970mm、全幅770mm、全高1150mm。ホイールベース1345mmで、その他の250ccフルカウルと大きな違いはありませんね。アルミフレームで、整備重量158kgとかなり軽量なバイクとなっています。
・余談ですが、同じようなデザインで、GPR150というバイクもあり、これも昔はデルビデザインでしたが、最新モデルはアプリリアのRSVルックになりました。150cc市場もアジアではとても大きいと思うのですが、調べた限りでは中国以外ではまだ売っていません。なぜなんでしょう?コロナや昨今の半導体関係の問題からなのでしょうか。
<日本での販売について>
・残念ながら日本では販売していません。中国市場のバイクとなります。日本アプリリアはこのバイクを仕入れるべきだと思います!!
・中国アプリリアは、実はFBモンデュアル(ゾンシェンが買い取ったイタリアブランド)に車種やエンジンをOEM供給していて、そのバイクは日本に入って来ていたりするので、ワンチャンGPR250Rもお願いしたいところですね。
・あと、実は日本に正式に導入されている人気車種でもある、RX125やSX125は中国生産なので、このGPRシリーズが国内導入できないわけではないと思うのですが、やはりエンジン品質やパーツなどのこともあって、難しいのかもしれないですね。