- 1 FANTICってどんなメーカー?
- 2 「Fantic」×「Motori Minarelli」×「ヤマハ」の関係
- 3 Fantic「Stealth 500」 最適化された軽量シングルスポーツ
- 4 エンジン
- 5 車体・ポジション
- 6 サスペンション
- 7 ブレーキ
- 8 電子制御・メーター
- 9 重量とタンク
- 10 Fantic ステルス500 のスペックまとめ
- 11 おまけ:Stealth 125
- 12 スペック比較:Fantic「Stealth 500」 vs KTM「390 Duke」 vs Triumph「Speed 400」
- 13 時期は?
- 14 日本価格は? (2026年1月24日時点)
- 15 おまけ:乗り出し140万円で狙える候補
- 16 参考・出典など
FANTICってどんなメーカー?
FANTIC(ファンティック)はイタリアのブランドで、近年はオフ系・ストリート系のラインアップを拡充しながら存在感を上げています。
ポイントは、エンジン生産で知られるMotori Minarelli(ミナレリ)との関係です。
現在のFANTICはMinarelliをグループに抱える体制にあり、Stealth 500の「463cc単気筒DOHC」もMinarelli製となっています。(昔の500系は外部のエンジン)
実際、Fantic公式のモデル説明でも、Minarelliが開発・生産するエンジンであることが明確に書かれています。
イタリア生産っていうところが売りの1つですね。
「Fantic」×「Motori Minarelli」×「ヤマハ」の関係
先ほどの話でも出しましたが、ミナレリを持っているため、現在のFanticは、パワートレイン(エンジン)を「自前で育てられる・開発できる立場」にあります。
一方で、ミナレリはもともとYamaha Motor Europe(ヤマハの欧州販売会社)傘下でしたが、2021年にFanticが100%取得し、ヤマハとFanticの戦略提携を強める流れの中に位置づけられています。
こういった関係もあって、ヤマハの700cc二気筒エンジン(MT-07のもの)を、Fanticのキャバレロの700シリーズで採用しているのは有名な話ですよね。
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Fantic「Stealth 500」 最適化された軽量シングルスポーツ
Stealth 500は、463ccの水冷単気筒DOHCに6速を組み合わせ、乾燥147kgという軽さを軸に「扱いやすさ」と「スポーティさ」を両立させた設計です。
さらに、ライドバイワイヤやトラクションコントロール、コーナリングABS、3つのライディングモードなど、日常域で効く電子制御が揃っています。
スペックの派手さより、軽量なビッグ(ミドル)シングルスポーツというところが最大の売りでしょうか。
この排気量帯は、2気筒や4気筒がほとんどですが、シングルで出してくれるところがうれしいポイントですね。
- 軽量設計:乾燥147kg(公式表記)*推定車両重量:155~156kg
- 電子制御が手厚い:コーナリングABS/トラクションコントロール/3モード
- スポーツ寄りの足:前後17インチ+倒立フォーク+ラジアルマウントキャリパー

上から見ても横からみても、かなりコンパクトな車体です。

エンジン
- エンジン:水冷 4ストローク 単気筒 DOHC 4バルブ(Minarelli)
- 排気量:463cc
- 最高出力:33.7kW(約46hp)/ 8,500rpm
- 最大トルク:43Nm / 7,500rpm
- 変速機:6速

クラッチはアンチホッピング(スリッパー)対応、スロットルは46mm径のライドバイワイヤ採用
車体・ポジション
- シート高:810mm
- ホイールベース:1,368mm
- 前後ホイール:17in / 17in
- タイヤ:フロント110/70×17、リア150/60×17
前後17インチ+150/60のリアは、切り返しとスポーツ感の出しやすい定番構成ですね。
サスペンション
- フロント:41mm 倒立フォーク
- リア:モノショック(プリロード調整)

ブレーキ
- フロント:320mm シングルディスク+4ピストン ByBre ラジアルキャリパー
- リア:230mm ディスク
- ABS:コーナリングABS(公式記載)
電子制御・メーター
- ライディングモード:Sport / Road / Rain
- トラクションコントロール:搭載(公式記載)
- スロットル:Ride by Wire(46mm)
- メーター:5インチTFT(Bluetooth対応)

重量とタンク
- 乾燥重量(公式):147kg
- 燃料タンク:12ℓ
ユーザー指定ルール(タンク90%充填・ガソリン密度0.75kg/ℓ)で推計すると、燃料重量は約8.1kgです。
したがって、燃料約9割時の推計「車両重量(燃料等込み)」は約155kg(147+12×0.9×0.75)といったところでしょうか。かなりの軽さですね
Fantic ステルス500 のスペックまとめ
| 項目 | Fantic Stealth 500(現行) |
|---|---|
| エンジン形式 | 単気筒 / 4スト / 水冷 / DOHC 4バルブ(Euro 5+) |
| 排気量 | 463 cc |
| 変速機 | 6速 |
| 最高出力 / 最大トルク | 最高出力:33.7kW(約46hp)/ 8,500rpm 最大トルク:43Nm / 7,500rpm |
| ライディングモード / 電子制御 | 4モード(Street/Rain/Track/Custom)・TC・コーナリングABS等 |
| タイヤ(前 / 後) | 110/70×17 / 150/60×17(Pirelli Diablo Rosso IV) |
| 全長 | 1,967 mm |
| 全幅 | 推定:(公式ページ未掲載) |
| 全高 | 推定:(公式ページ未掲載) |
| ホイールベース | 1,368 mm |
| シート高 | 810 mm |
| 燃料タンク容量 | 12 L |
| 車両重量(メーカー公称) | 147 kg(dry) |
| 比較用:燃料90%のみ加算の簡易推計ウェット重量 | 約155 kg(147 + 12L×0.9×0.75) |
| 推奨燃料(一次資料に明記がある場合) | 無鉛ガソリン(推奨オクタン価:ー) 日本ではハイオク? |
おまけ:Stealth 125
同じStealth系としてStealth 125も公式ラインアップにあります。
Stealth 125は「125cc水冷・6速」を軸に、足つきや取り回し重視のストリートとして成立させた位置づけです。

リアカウルに「125」と書いてますね。これがないとぱっとみ写真だとわかりづらいですよね。
スペック比較:Fantic「Stealth 500」 vs KTM「390 Duke」 vs Triumph「Speed 400」
車両重量は「燃料込み」で統一。Stealth 500は乾燥重量しかないため、燃料=タンク容量の90%×0.75kg/Lで推計しています。
| 項目 | Fantic Stealth 500(現行) | KTM 390 Duke(現行) | Triumph Speed 400(現行) |
|---|---|---|---|
| サイズ(全長×全幅×全高) | 1,967×ー×ー mm
(全長のみ公式) |
2,145×760×830 mm | 2,056×795×1,075 mm |
| ホイールベース | 1,368 mm | 1,357 mm | 1,377 mm |
| シート高 | 810 mm | 820 mm(公式)/800 mm
(800mm表記のサイトあり) |
790 mm(公式)/803 mm |
| 前ホイールサイズ | 17 in | 17 in | 17 in |
| 後ホイールサイズ | 17 in | 17 in | 17 in |
| 前タイヤサイズ | 110/70-17 | 110/70-17 | 110/70 R17 |
| 後タイヤサイズ | 150/60-17 | 150/60-17 | 150/60 R17 |
| エンジン形式 | 水冷 4スト 単気筒 DOHC | 水冷 単気筒 DOHC 4バルブ | 水冷 単気筒 DOHC 4バルブ |
| 排気量 | 463 cc | 399 cc | 398.15 cc |
| 最高出力 | 33.7 kW | 約33 kW | 29.4 kW |
| 最大トルク | 43 Nm | 39 Nm | 37.5 Nm |
| トランスミッション | 6速 | 6速 | 6速 |
| タンク容量 | 12 ℓ | 15 ℓ | 13 ℓ |
| 車両重量(燃料込みで統一) | 推計 155 kg(乾燥147kg+燃料約8.1kg) | 165 kg | 170 kg |
| 燃料(レギュラー/ハイオク目安) | 無鉛ガソリン(推奨オクタン価:ー) | ハイオク相当 | レギュラー相当 |
時期は?
日本ではモータリストさん(https://showroom.motorists.jp/)が正規で取り扱っています。
500(ステルス125は導入済み)は入ってくる予定にはなっていますが、日本に正式に導入されるのは2026年3月以降~くらいになりそうです。
日本価格は? (2026年1月24日時点)
各国の「125」と「500」の値段を集計(2026年1月24日現在)
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日本 Stealth 125:96万円(税込)
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海外 Stealth 125
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エストニア:4,909€
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イタリア:4,990€
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スペイン:5,490€
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海外 Stealth 500:6,490€ (為替:1€=185.501円 …2026年1月24日時点)
係数=(日本125円価格)÷(海外125円換算)
⇒ 係数レンジ:0.943 ~ 1.054 係数をStealth 500に掛ける
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・Stealth 500の日本価格予測帯:おおむね 113万円~127万円(税込)
➡日本の車両価格(税込):約125万円程度くらい?
・125のgoobikeの乗り出し価格から、
➡日本における「ステルス500」の乗り出し予測:130〜145万円? (2026年1月時点)
こうやってみてみると、ミドルシングルスポーツが140万はちょっと高すぎかなと思います。
さすがに調整してくれそうですが。
ただ、イタリアの血筋と実績がしっかりあるイタリアンバイク。生産もイタリア、唯一無二の存在。かっこいいデザイン。コンパクトかつ軽い車体。
外で作っている企業が多い中、しっかりイタリアの伝統を続けているブランド。
いいところが多いので、高くても一部の層には人気が出そう。
Fanticを純粋に好きなオフローダーとかは、ツーリングやスポーツ、普段使いだとロードではこのバイクはいいでしょうね。
個人的には欲しいですけどねぇ・・・値段が・・・ってなる私みたいな方は多そうですね。
おまけ:乗り出し140万円で狙える候補
- ヤマハ MT-09 ABS(2025年モデル):支払総額 132万円(新車)
- ヤマハ XSR900(2025年モデル):支払総額 140万円(新車・注文販売)
- スズキ GSX-8S(2025年モデル):支払総額 98.7万円(新車・注文販売)
- ホンダ CB750 HORNET(2025年NEWモデル):支払総額 109.52万円(新車)
- カワサキ Z650RS(2026年モデル):支払総額 115.6万円(新車)
- トライアンフ TRIDENT 660(2026年モデル):支払総額 119万円(新車・在庫あり)
- スズキ GSX-S1000(2025年モデル):支払総額 140.5万円(新車)
けっこうなバイクたちが候補に入ってきますね。
シングルスポーツ大好きな人にはお勧めのバイクになりそうですね。