BSA Scrambler 650の立ち位置:クラシック単気筒+ライトオフロード
BSAの「Scrambler 650」は、クラシック単気筒の味わいを残しつつ、未舗装もちょっとだけ行ける方向へ寄せた、いわゆる「ライト・スクランブラー」です。
ベースはGold Star 650系ですが、タイヤや外装、ハンドリングの狙いが変わることで、日常の使い勝手がけっこう違って見えてきます。
結構前ですが、GoldStar650については少しまとめた記事があります。
BSAのScrambler 650は、ガチのオフロードというより「舗装路メイン、たまに未舗装も気持ちよく」というやや広めな守備範囲のモデルですね。
大きな特徴は、
①フロント19/リア17インチのクラシック系(スクランブラー)
②「GoldStar 650」ゆずりのビッグ水冷シングルエンジン
③スクランブラー系らしい外装・雰囲気 といったところでしょうか。
いわゆるアドベンチャー系のように長いストロークで路面をいなすというより、クラシック単気筒の質感を核にしつつ、日常の段差・荒れた路面・ちょっとした林道にも行けるバイクだと思います。
652cc単気筒×45hp トルク重視
エンジンは652ccの水冷4スト単気筒で、最大出力は45hp(約33kW)/6,500rpm、最大トルクは55Nm/4,000rpm と公表されています。
数値だけの予測にはなりますが、回転を引っ張り続けるタイプというより、下〜中回転の厚みで気持ちよく走らせるタイプの味付けに見えますね。
通勤・街乗り・郊外の流れでは余裕がありつつ、必要以上にピーキーではない。このちょうどいい感が出ているとうれしいです。
フロント19/リア17+Scorpion Rally STR
Scrambler 650の名前の通り、フロント19インチ/リア17インチのホイール採用されています。

タイヤはPirelliの「Scorpion Rally STR」です。けっこう本格的なアドベンチャー系につかわれているものですね。
| ・このタイヤは、アドベンチャーやトレイル(On/Off)カテゴリーに属していて、ブロック形状によるオフロードでのトラクションを確保しつつも、高速域の安定性や舗装路での俊敏なハンドリング、さらにウェットでの安全性と快適性まで両立させることを狙ったタイヤです。
・コンパウンドには高シリカ配合を採用されているとのことで、乾湿を問わないグリップや安定性が売りのタイヤになっています。 |
| <採用車両例>
Yamaha Ténéré 700(例:2024/2025 US仕様):Pirelli Scorpion Rally STR Ducati DesertX(DesertX 937):Pirelli Scorpion Rally STR |
・もちろん本格的なオフ車用ではないですが、採用実績車両をみても、けっこう行けそうな気もします。
車両重量218kg(公表値)とシート高820mm
公表されている車両重量は218kg、シート高は820mmです。
スクランブラーとしては極端に軽いわけではありませんが、650単気筒+クラシック寄りの装備を考えると、取り回しや足つきもよさそうですね。

ブレーキはBrembo標準採用、スクランブラー用途だと、路面状況が変わりやすいので、ブレーキ系の安心感は体感価値が高そうです。
基本スペック(BSA Scrambler 650)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長(mm) | 2,188mm(未公表のため、非公式サイトの推定値) |
| 全幅(mm) | 882 mm(未公表のため、非公式サイトの推定値) |
| 全高(mm) | 1,131 mm(未公表のため、非公式サイトの推定値) |
| ホイールベース(mm) | 1,463 mm |
| 前ホイールサイズ(in) | 19 |
| 後ホイールサイズ(in) | 17 |
| 前タイヤサイズ | 100/90 – 19インチ |
| 後タイヤサイズ | 150/70 – 17インチ |
| シート高(mm) | 820 mm |
| 車両重量(ガソリン等込み) | 218 kg(公表:Kerb weight) |
| 燃料タンク容量(ℓ) | 12 |
| エンジン形式 | 水冷4スト単気筒(4バルブ) |
| 排気量 | 652 cc |
| 最高出力 | 45 hp / 6,500 rpm |
| 最大トルク | 55 Nm / 4,000 rpm |
| 変速機 | 5速 |
| 指定燃料 | 未公表(*おそらくハイオク) |
※指定燃料は、公式スペック表では確認できず。日本導入されているGold Star650 がハイオクガソリンのため、おそらくハイオク
日本で買える?世界で買える? 日本のおける価格 *2026年1月22日時点
BSAの日本公式サイト上に「Scrambler 650」の車種ページがあり、goobikeにも掲載されていますね。
goobikeでの現時点での車両価格は、「117.9万円」
乗り出し参考価格「135万円~141万円」
となっています。Bantam350でもそうですが、乗り出し価格とのギャップが目立ちますね。
日本で140万円クラスとなると、結構選べる価格帯なので、
①英国ブランド好き(資本は変わりましたが、一応歴史も長く伝統的なブランド)
②クラシックな見た目
③スクランブラー系が好き
などな方たちにとっては検討ですね。一度乗ってみたいのと、ディーラーが増えてほしいところです。
2026年モデル BSA スクランブラー650 カラーリングなど

引用元:https://www.bsacompany.co.uk/bsa-goldstar/
参考・画像などの出典
- BSA公式(History):https://www.bsacompany.co.uk/history/
- BSA公式(BSA Scrambler 650 仕様):https://www.bsacompany.co.uk/bsa-scrambler/
- BSA公式(日本語:BSA Scrambler 650):https://bsacompany.jp/bsa-scrambler/