【ニューモデル】2026年 大型RCモデル復活! 990RC-R【KTM】

KTM RC990RC R(プロトタイプ) 2025年~

・2025年の市般化(公道モデル)に向けて、スパイショットがSNSでも散見されていますね。

画像元:https://www.ktm.com/en-gb/990-rc-r.html

・KTM公式でもすでにプロトタイプとしてお披露目されており、ヘッドライトもついていることからほぼこの形・デザインで公道に必要な装備をつけて市販化されると思います。

・2024年にニューモデルとして発売された「990DUKE」のエンジンの改良したものとなるので、947cc水冷二気筒エンジンということになりますね。

画像元:https://www.ktm.com/en-gb/models/naked-bike/2024-ktm-990-duke.html

・上記の新型990DUKEは個人的にデザイン★5つMAXで好みなので、そのフルカウル版も期待大ですね。いつみてもカッコいいですね。このバイクが似合う男になりたいです。

サイズ感は? ミドルクラス? ホンダCBR600RRと比べてみた。

・話は戻りまして、947ccエンジン…これはミドルクラスになるのでしょうか?w

・2024年時点では、MT09やパニガーレV2、モンスター+…これらのリッター未満のバイクは一応ミドルクラスということらしいのですが・・・

・個人的には900cc台の微妙な排気量のバイクで、装備重量210kg切っていてホイールベース短めだったらミドルクラスかなと思っています。

2024年モデルの「CBR600RR」とサイズ感を比較してみます。

(ホイールサイズ17インチとしてだいたい合わせてますので正確ではありませんが)

*CBR600RRのサイズは、全長2030mmホイールベース1370mmと結構短めです。

・KTM 990RCRはプロトタイプなので、もう少し公道よりのサイズになっているかもしれません。

・ただ、ほぼ同等サイズと仮定すると、990RCRはCBR660RRよりはホールベース長めなので、サイズ感は一緒~やや大きめってところでしょうか。

・昔、KTMが2010年ごろから2016年まで日本で売っていた「1190 RC8」、途中から「1190 RC8R」になりましたね。

・このRC8Rのサイズは、「全長2049mm、全幅821mm、全高1177mm、ホイールベース1425mm

・今回の990RCRと比較すると、このRC8Rとほぼ同等~やや大きめになりそうですね。

・そういえば、当時これが販売されたときにKTMファンになって、いつかはRC8に乗りたいなと思いながらお金がなかったので「125DUKE」を買ったのも良い思いです。。。

・おそらくこのKTM「990RCR」は軽く210kgは切ってくるでしょう。

・ミドルクラス勢のフルカウルは「ガチ勢(CBR600RR)」と「ツアラー勢(CBR650R)」がいますが、売り出し方的には「ガチ勢」寄りでしょうね。とにかく楽しみです。

➡追記 2025年10月14日

なんと装備重量195kg

・車格的・排気量(馬力ではミドル4気筒なみですが)としては、リッタークラスですね。値段も・・・

・リッター2気筒 と考えると、軽量スーパースポーツとなりました。

EICMA2024で生産モデルが発表! その後…2026年~モデルか?

引用元:https://www.ktm.com/de-at/990-rc-r.html

引用元:https://www.ktm.com/de-at/990-rc-r.html

・フロントとタンデムシートが特徴的ですね。ミドルクラスのSSというよりは、ワンランク上のリッターフルカウルですね。

・というかこのルックスが刺さる人にとっては馬力や値段関係なさそう。

KTM 990RC R のスペックやサイズ感について——ライバルと比較 ※2025年10月14日時点

・990DUKEは121.4hp(123PS/90.5kW)であり、RC990 RCRは128PS/94kW、トルクは約103 Nmと予測されていることから、やや馬力等は増加しているようです(2024年12月時点)

➡追記 2025年10月14日

RC990 RCRの公式発表によると、

馬力130PS、トルクは103 Nm

引用元 https://www.ktm.com/ja-jp/models/supersport/2026-ktm-990-rc-r.html

・予測されていたものよりも少しあげてきましたね!トルクは予想通りでした。

・全長等のサイズとしてはややRC8Rよりは小さいのではないかと思いますが、990DUKEのホイールベースが「1476mm」であることを考えると、ミドルSSというよりはミドルフルカウルツアラーやリッターSSクラスの車格になりそうですね。

・KTM RC8R と 990RC R のサイズ比較(新旧比較)

・やはりRC8Rよりは、990RC Rのほうがホイールベースも全長も長いですね。

・ホイールベースは990DUKEの1476mmより5mmアップの「1481mm

・ライバルのミドルクラススーパースポーツ比較表(スペック比較)↓

項目\車種 KTM 990 RC R Kawasaki Ninja ZX-6R Honda CBR600RR Suzuki GSX-8R Yamaha YZF-R9 Aprilia RS 660 Factory
全長 (mm) —(公式未公表) 2,025 2,030 2,115 2,070 1,995
全幅 (mm) —(公式未公表) 710 685 770 705 745
全高 (mm) —(公式未公表) 1,105 1,140 1,135 1,180 —(公式未公表)
シート高 (mm) 845 830 820 810 830 820
車両重量 (kg) 195(装備・燃料満) 199(装備) 193(装備) 205(装備) 195(装備) 183(装備)
ホイールベース (mm) 1,481 1,400 1,370 1,465 1,420 1,370
エンジン / 排気量 並列2気筒 LC8c / 947cc 直列4 / 636cc 直列4 / 599cc 並列2 / 775cc(270°) 直列3 / 890cc(CP3) 並列2 / 659cc(Euro5+)
価格帯(日本円) 日本未発表(参考:米$13,949/英£13,499) 1,595,000円 1,573,000〜1,606,000円 1,199,000円 1,496,000円 日本未発表(参考:米$13,999)
特徴 130PS/103Nm、空力フェアリング、レースシフト対応 ラムエア、KQS/KTRC/パワーモード、4.3インチTFT、ETC2.0 ウイングレット、HESD、QS標準、IMU系電子制御 270°クランク+クロスバランサーで扱いやすい特性 新設計アルミフレーム&最新電子制御、Rシリーズ由来エアロ Öhlins装備・105PS、軽量装備&エアロ更新
サスペンション(前/後) WP APEX 倒立フルアジャスタブル/WP APEX SHOWA SFF-BP 41mm/Uni-Trak SHOWA BPF 41mm/ユニットプロリンク SHOWA SFF-BP/リンク式モノショック KYB 43mmフルアジャスタブル/KYB Öhlins NIX 30(43mm)/Öhlins STX 46
市場ポジション WSS“Next Gen”も見据えたスーパースポーツ 公道も意識した636ミドルSS レース前提の純600スーパースポーツ ストリート〜ワインディング志向のフルカウル R7とR1の間を埋める次世代ミドルSS プレミアム軽量ミドルSS

・この感じだと、ミドルよりもリッターと比較しなくてはなりませんね。

・ちなみに、シート高「845mm」ですが、オプションでローダウンキット(-25mm)がありますので 820mm まで下げれます。

・シート下げたらけっこうツアラー並みに乗りやすいとか言ってる海外記者さんもいらっしゃいました。

各社のリッターSS級とのスペック比較

・リッターバイク級(一部ミドルハイ〜)でもスペックを比較してみます。

項目\車名 KTM 990 RC R (2026) CBR1000RR-R FIREBLADE SP S 1000 RR Panigale V2(955cc/Bayliss) Panigale V2(2025~・890cc) YZF-R9 YZF-R1
エンジン形式 水冷 並列2気筒(LC8c) 水冷 直4 DOHC 水冷 直4 DOHC 水冷 90°L2
(Superquadro/デスモ)
水冷 90°V2(可変吸気VVT・スプリング駆動) 水冷 直3 DOHC(CP3) 水冷 直4 DOHC(クロスプレーン/CP4)
排気量 947 cc 999.9 cc 999 cc 955 cc 890 cc 890 cc 998 cc
全長 2,109 mm(推定) 2,100 mm 2,073 mm 不明(公式未公表) 不明(公式未公表) 2,070 mm 2,055 mm
全幅 不明 745 mm 846 mm 不明 不明 706 mm 691 mm
全高 不明 1,140 mm 1,204 mm 不明 不明 1,181 mm 1,166 mm
車両重量 195 kg(装備) 201 kg(装備) 197 kg(装備) 200 kg(Kerb) 179 kg(燃料除く)/V2 Sは176 kg 195 kg 203 kg
シート高 845 mm 830 mm 832 mm 840 mm 837 mm 831 mm 856 mm
ホイールベース 1,481 mm 1,455 mm 1,456 mm 1,436 mm 1,465 mm 1,420 mm 1,405 mm
馬力(最高出力) 130 PS @ 9,500 rpm 218 PS @ 14,000 rpm 209 PS @ 13,750 rpm 155 PS @ 10,750 rpm 120 PS @ 10,750 rpm 119 PS @ 10,000 rpm 200 PS @ 13,500 rpm
トルク(最大) 103 Nm @ 6,750 rpm 113 Nm @ 12,000 rpm 113 Nm @ 11,000 rpm 104 Nm @ 9,000 rpm 93.3 Nm @ 8,250 rpm 93.0 Nm @ 7,000 rpm 112.4 Nm @ 11,500 rpm

2026 KTM 990RCR の装備などについて(公式情報)

以下引用元:https://www.ktm.com/de-at/990-rc-r.html

・カラーリングは、Electronic Orange / Black Metallicの色


・クロモリ鋼トレリスフレーム
 

・シート高845mm。タンデムシートカバーはPowerPartsで用意・アルミダイキャストスイングアーム・WP APEX前後、Bremboキャリパー、リンク式リヤが見える。

・燃料タンク15.7L。

・足まわり:前320mmダブルディスク+Brembo HyPure 4Pラジアル、後240mmシングル。

・スイングアーム:アルミ鋳造+リンク、路面追従性と「しなり」最適化

・フレーム:クロモリ鋼トレリス(高剛性・軽量、エンジン荷重分担)

・前後荷重配分:約52.5%/47.5%、オフセット33mm、ステア角25°(片側)

・フロント:WP APEX 48mm倒立(オープンカートリッジ)/COMP・REB各30クリック、プリロード±3クリック

・リヤ:WP APEX リニアスプリング/HSC 3回転・LSC 30クリック・REB 30クリック・プリロード 10回転調整

・フロント:Brembo HyPure 4ピストン・ラジアルマウント+320mmディスク×2

・リヤ:1ピストン+Galfer 240mmディスク

・ホイール:軽量キャスト 17インチ(F3.5J/R5.5J)

・タイヤ:Michelin Power Cup2(F 120/70R17、R 180/55R17)

・8.8インチ横長TFT。反射・指紋防止コート、分割表示、テレメトリやナビ表示に対応。・アルミクリップオン、可倒式レバー、可変ステップ(25mm後方/17mm上方)

・ライドモード:Rain/Street/Sport/Custom(標準)

・TrackモードはPowerPartsで解放(ローンチ制御、ウイリー制御5段階+OFFなど)

・音楽・通話、リーン角/加減速/スロットル開度などのテレメトリ表示に対応

・オフラインGPSナビ表示、直感的な新型スイッチで素早く操作

・6D IMU統合:コーナリングMTC/コーナリングABS/MSR(エンジンブレーキ制御)

・RC16由来のマスク形状と各種ウイングで冷却効率・高速安定性・制動時の接地感を向上 
・軽量フェアリングで整流。サーキット走行時の空力バランスを重視

・Bi-LEDヘッドライト(DRL付)。ロービーム到達約80m、ハイビーム約200m。

・シート高845mm。タンデムシートカバーはPowerPartsで用意

サイズ感の比較

・R9よりはやや大きく、CBRトリプルRよりはやや小さいくらいですね。

ライバル勢との価格比較 ※2025年10月14日時点

※KTM 990rcrの発表価格は「€17,399(ユーロ)

そのまま日本円換算だと現時点の為替で約306万円

バイク名 海外公式サイト価格(国名) 海外公式サイトの日本円換算* 日本公式のメーカー小売価格
990 RCR €17,399(オーストリア) ¥3,062,000 ―(未発表)

※予測は230-万円?

CBR1000RR-R Fireblade SP €27,490(イタリア) ¥4,838,000 ¥2,849,000
Ninja ZX-10R €20,695(ドイツ) ¥3,642,000 ¥2,409,000
S 1000 RR €20,890(ドイツ) ¥3,677,000 ¥2,688,000〜
M 1000 RR €36,300(ドイツ) ¥6,389,000 ¥4,300,000〜
RSV4 Factory €26,999(イタリア)

ノーマル€21,999

¥3,872,000 ¥3,399,000(Factory)
Panigale V4 €28,390(イタリア) ¥4,997,000 ¥3,239,000
Panigale V4 R €43,990(イタリア) ¥7,742,000
Panigale V2(新世代890cc) €17,090(イタリア) ¥3,008,000 ¥2,119,000
Panigale V2 S(新世代890cc) €19,590(イタリア) ¥3,448,000 ¥2,408,000
YZF-R9 €13,499(イタリア) ¥2,376,000 ¥1,496,000
GSX-R1000R(2026) 記載なし ―(国内未発表)

・こうみると、今回の990rcrの価格はまあ妥当でしょうね。

・海外発表価格をまんま日本円換算すると、かなり高く見えることはよくありますよね。

2026年 KTM 990 RC Rの価格予想 ※2025年10月14日時点

・さきほどの実際の公式サイト価格から、仮の価格を算出してみます。

・前提として、KTM公式の 990 RCR = €17,399 より⋯

・KTM 990 DUKE の ユーロ価格から、係数 =(日本 990 DUKE 1,853,000円)÷(EU 990 DUKE €14,399)

→ €17,399 × 係数 = 約 2,239,000 円(約224万円)

・上記は2024年モデルの990DUKEの価格なので、2026年新モデルとして(ktm,2年落ち)を加味すると「+20〜30万円」はあるかなと思います。

・また、海外価格の日本円換算(為替まんま)で見た値と990DUKEの実価格からも予測すると⋯

→€17,399 × 176 ≒ ¥3,062,000(為替まんま)

・990 DUKEの日本公式価格(2024)は、為替価格の約73%(= 1,853,000 ÷ (14,399×176))

・この「73%係数」をつかって990 RCRの日本価格を算出すると、約 ¥2,239,000円(約224万円

・やはりどちらのパターンからも224万円〜といった感じですね。

▶よって、みんなのバイクブログ予想価格(日本予想価格)としては2026年式ということをふまえて⋯

➡230-250万円(乗り出し250万円)

としておきます!(2025年10月14日時点)

・同じTwinだけど、デスモ機構のパニガーレV2ベイリス限定モデルが「280万円」ですからね。

・890ccに切り替わったパニガーレV2Sは「240万円」、V2Sに至っては「210万円」

・これからかけ離れすぎると売れないでしょうね。

・あとはBMWのS1000RRよりも高いと誰も買わないでしょう。約270万円〜。これらを踏まえると、230-250万円くらいが妥当かなと思いました

(ここまで、値段についてはあくまで推測です

KTM 990 RC Rの発売予定日は? ※2025年9月時点

・KTMの財務状況が明らかになる(とてつもないレベルの赤字)の前の発表であったこともあり、本当に出るのか?って感じですよね。

・ただ、インドのBajajのおかげで、最近財務状況が良くなって生産もフル稼働再開となったのはニュースにあった通り皆さんもご存じだと思うので、今後に期待といった感じでしょうかね。

・当初は「2025年初頭」との予定でしたが、現在は「2025年第4四半期から量産開始予定」とアナウンスされてるようです(海外情報サイトによるもの

➡追記 2025.9月25日

2025年10月に生産開始予定のKTM 990 RC Rが含まれる

・オーストリアブランドの1390 Super Adventure S、S Evo、Rモデルも同様である。

引用元 https://www.visordown.com/news/various-2025-ktm-bikes-will-now-be-produced-2026-models

・計画の目処が立ってきてますね。

・日本では2026年度に発売される感じでしょうかね。公式ミルもオレンジのみっぽい。

・値段高いとますます売れないので、手が出やすいように少し装備オプション化して、ベースのスペック下げたりはあってもいいのかなと個人的には思いますね。

・こんな状況でもMotoGPも頑張っているKTM、応援しています。

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