【スペック比較】CRF250L(s)モタード VS DR-Z4SM【HONDA vs SUZUKI】

最初に…

・最近、個人的にモタードに乗りたくて色々調べています。

・特に2026年までには購入できるであろう、SUZUKIの「DR-Z4SM」やKTMの新型「390SMC R

・さらにKTMやハスクバーナのブラッシュアップされた2026年「690や701シリーズ

・そして昨年度はドゥカティの「Hypermotard 698 MONO」(お金があれば実は一番ほしい…)

・私はこれまでこれまでの人生でオフロード系、モタード系、アドベンチャー系を買ったことがないので、備忘録的にまとめておきたいと思います。同じようなな方がもしいらっしゃれば参考にしてもらえれば幸いです。

・この記事「CRF250L(s)モタード VS DR-Z4SM」 に決めた理由としては、両者の見た目が好みなことだけです…すみません。(値段も手が出せそうなのもありますが)

*このサイトは管理人が気になったこととか興味があることしか基本的に調べない(調べるモチベーションがない…)という変わったサイトになります。 それでもよろしければブックマークなどをしてやってください。

引用元:https://www.honda.co.jp/CRF250L/

引用元:https://www.globalsuzuki.com/motorcycle/smgs/products/2025dr-z4sm/

・「KLX230SMは?」とKawasaki党から怒られそうですが、今の「新型KLX230系」は少しサイズ的に一回り小さめなので、今回は排気量は結構違いますが 「CRF250L」と「DR-Z4SM」の比較としました。私的に「サイズ感」すごく大事なので……

*なお、この記事は2025年9月時点の情報になります。個人的に調べた限りですので、内容については誤記がある可能性があります。ご了承ください。

CRF250L(s) VS DR-Z4SM のスペック比較

・まずモタード化前の「CRF250L(s)」と「DR-Z4SM」のスペック比較から。

項目 CRF250L(2025年) DR-Z4SM(2025年)
全長×全幅×全高 2,230 × 900 × 1,205 mm 2,195 × 885 × 1,190 mm
ホイールベース 1,455mm 1,465mm
シート高 880mm 890mm
最小地上高 285mm 260mm
車両重量(装備) 141kg 154kg
乗車定員 2人 2人
エンジン 水冷単気筒 DOHC249 cc 水冷単気筒 DOHC398 cc
圧縮比 10.7 11.1
最高出力 18kW(24PS)/9,000rpm 28kW(38PS)/8,000rpm
最大トルク 23 N·m / 6,500 rpm 37 N·m / 6,500 rpm
変速機 6 速 5 速
燃料タンク 7.8リットル 8.7リットル
キャスター/トレール 27°30′ / 109 mm 26.5° / 95mm
前後ブレーキ 油圧ディスク 油圧ディスク
フロントフォー 倒立 倒立
タイヤ(前/後) 80/100-21(チューブ)/120/80-18(チューブ) 120/70R17(チューブ)/140/70R17(チューブ) *チューブレスではない
主な装備 ABS、スリッパークラッチ、LED灯火、デジタルメーター ABS、トラクションコントロール、走行モード、LED灯火、デジタルメーター

・この2車種は、排気量帯が全然違うのでパワーとかは比較になりませんが……

・こうやってスペックだけでみてると、早く乗り味を比べてみたくなりますね。

・この表の時点では「CRF250L(s)」(オフ車:フロント21、リア18インチのまま)の比較なので、のちほどモタード化して比較します。

CRF250L(s) をモタード化してみよう!

・「CRF」「モタード化」で調べていると、最初に出てくるのは……

ダートフリークさんが作成されている「CRF250L STREET MOTARD」は「ZETA RACIN」パーツによるカスタム仕様ですね。

絶対に見逃せない超美麗なCRF250Lが、東京モーターサイクルショーのダートフリークブースにてお披露目!

・2024年の東京モーターサイクルショーでも展示され注目されていましたよね。私はこれを見て以来、モタード愛がくすぶり始めました。

ダートフリーク社製の「CRF250L STREET MOTARD」のカスタム内容について

・主な特徴は下記の通りです。*上記引用元を参考

<前後17インチ化>
・3.50×17(フロント)+4.25×17(リア)
・タイヤは120/70R17・150/60R17等のロード向けサイズに対応
・ABS対応のパルサーリング付き

<制動系>
・フロントに大径ディスクローター(SM定番310mmクラス)
・専用キャリパーサポート

<ハンドル周辺>
・ZETA製ハンドルバー(絞り浅めでモタード向け)
・ショートレバー、ハンドガード、可倒式ミラー

<外装関係>
・コンパクトLEDウインカー、テールライトキット
・専用ナンバーステー
・フォグランプなど追加可能

<ペダル・足回り>
・アルミステップや調整式ブレーキペダル
・チタンボルト類による軽量化
・エンジンカバー塗装(リンクル仕上げ等)

<その他>
・ガンコート、パウダーコート採用で耐久性と美観を両立

‥‥‥‥合計でおおむね40〜60万円前後のパーツ取付代

・私はここまで豪華にはお金がないので無理ですが、1つの完成形(指標)としてはありがたい情報です。

・個人的にモタード化するなら、ホイールごと17インチセットを購入してその他調整もろもろといった簡易レベルになると思うので、25万前後で行けるかなと思います。

CRF250L(s)をモタード化すると‥‥? 前後17インチ化

・方法としては、比較対象である「DR-Z4SM」の前後タイヤサイズ前:120/70R17、後:140/70R17)を入れる前提で計算してみると——

<タイヤ外径の算出>

基本式外径 DD(mm)= リム径(インチ)×25.42×断面幅(mm)×扁平率

純正 → モタードの外径をそれぞれ計算し、外径差→半径差(=軸の上下量)を求める。

・フロント:80/100-21(≈735mm)→120/70-17(≈603mm)→半径差 約66mm

・リア:120/80-18(≈664mm)→140/70-17(≈619mm)→ 半径差 約22.5mm

<ホイールベース>

影響要因は(1) 車体ピッチ角の変化、(2) フロント周り(オフセット/レイク)

・モタード化セットでは約10〜15mm短縮 とした。

<シート高・最低地上高の低下>

車体全体の沈み量 ≈ (前下がり + 後下がり) / 2 を目安に、

・シート高・最低地上高からその分を減算し、約30〜40mm 低下(タイヤ銘柄/空気圧/サグで±数 mm)

*タイヤ実外径は銘柄・摩耗・空気圧で5mm〜10mm変化ありと想定。

*サスペンションのフォーク突き出し調整などでもサイズが変わるため、±5mm程度の誤差はあり。

その結果—カスタム「CRF250L(s)モタード仕様」とノーマル「DR-Z4SM」の比較

項目 CRF250L〈s〉(モタード仕様:17インチ化) *あくまで推定です DR-Z4SM(純正
ホイールベース 約1,440〜1,445 mm   (純正1,455mmから −10〜15mm) 1,465 mm
シート高 約845〜850 mm         (純正880mmから −30〜35mm) 890 mm(ローシート時:約860mm)
最小地上高 約250〜255 mm         (純正285mmから −30〜35) 260 mm
キャスター 約25.5〜26°             (=純正27°30′より約1.5〜2°立つ) 26.5°
トレール 約99〜102 mm          (=純正109mmから −7〜10mm) 95 mm
車両重量 約140〜142 kg          (純正141kgと同等レベル) 154kg
全長 純正2,230mm

ただし、前後タイヤの先端から先端までの全長は、モタード化により約-100mm

2,195 mm
全高 約1,170〜1,175 mm  (=純正1,205mmから −30〜35mm) 1,190 mm

・こうやって比較してみると250ccクラスですが、「CRF250L(s)」はほぼフルサイズですね。

・ホイールベースが「DR-Z4SM」の方が大きいですが、あまり差がありませんね(サイズ感的にはほぼ誤差かな?)

・シート高やヘッドライト位置で、パッと見のサイズ感が決まるのですが、実物を並べてみたことがないので、そこは不明ですね。

・「机上の空論」としては、ほぼ一緒とみてもいいと思います

「DR-Z4SM」の気になる特徴

・まずカラーリングですが、「DR-Z4S」 のモタード仕様として登場した「DR-Z4SM」は、メディアだと薄い青色(水色)の車体が多く出てて、美しいですよね。白も好きですが汚れそう?

用元:https://suzukicycles.com/supermoto/2025/dr-z4sm

・スズキ車のこのカラーをみたときに思ったのは、昔のSUZUKI MotoGP「RIZLAカラー」ですね。少し違いますが…

引用元:https://www.roadracingworld.com/news/suzuki-motogp-team-and-rizla-extend-partnership-for-two-more-years/

・「DR-Z4SM」の車体は、「DR-Z4S」と共通ながら、ホイールと足回りが専用装備(前後17インチのホイールに、フロント310mmの大径ブレーキローターを装備しています)

・気になるシート高としては、「890 mm」で、DR-Z4Sの標準シートより30mm低いです。

・モーターサイクルショーで、ローシート(30mmダウン)もあったので、それと合わせると860mm相当になるので、そこまで下げてしまえば、サスは下がるし車体も細いので意外と足つきも良好かもしれませんね。

・サイズ感的にもフルサイズなので、中型(ミドルロー)というよりも、1つ上のミドルハイのモタード系であるKTM「690SMC R」Ducati「Hypermotard 698 MONO」と同等なサイズ感ですね。

・apriliaのSX125はさすがにフルサイズモタードといえど125クラスなので、一回り小さいですがあとのバイクはほとんど変わりませんね。サイズ感。

・タイヤとしては、下記の通りです。

Ducati「Hypermotard 698 MONO」……フロント「120/70ZR17」、リア「160/60ZR17」

KTM「690SMC R」……フロント「120/70ZR17」、リア「160/60ZR17」

・海外ブランドの最強ビッグシングル」の2車種は、前後タイヤサイズ一緒ですね。リアはどちらも太目の「160/60ZR17」

・CRF250Lには最大でリア150が限界らしいので、そのサイズ入れると後ろからの迫力はより良さそうですね。

2026 SUZUKI「DR-Z4SM」の日本価格について(*日本では2025.9.10時点未発表なので予測値)

・「DR-Z4SM」の日本以外の国々の販売価格は以下の通りです。

DR-Z4SM 価格 円換算(2025.9.10 時点) およそ
アメリカ $8,999 ¥1,327,128($8,999×147.48) 約132万円
イギリス £7,999 ¥1,595,193(£7,999×199.4) 約156万円
カナダ C$11,899 ¥1,267,006(C$11,899×106.4) 約127万円(最安値)
イタリア €9,700 ¥1,673,114(€9,700×172.4) 約167万円(最高値)
ニュージーランド NZ$14,899 ¥1,307,804(NZ$14,899×87.7) 約131万円
スペイン €9,699 ¥1,671,000(€9,699×172.4) 約167万円(最高値)

・「GSX-8S」の日本も入れた国々の価格です。

・GSX-8Sを比較対象にした理由としては、「グローバルモデルであること」、「日本生産」、「ミドルクラス」、「海外サイトの価格帯が似ている」といったあたりですね。

 *DRZも日本生産と噂あり

公式サイト価格

GSX-8S

円換算 およそ
日本 1,122,000円(メーカー希望小売価格)
アメリカ $9,249 ¥1,363,747 約136万円
イギリス £7,499 ¥1,495,481 約150万円
カナダ C$11,049 ¥1,174,465 約117万円(最安値)
ニュージーランド NZ$15,999 ¥1,400,136 約140万円
スペイン €9,499 ¥1,639,641 約164万円(最高値)

・これらの国別の日本比係数を作成(例:米国 1,122,000 ÷ 1,363,747 ≈ 0.823 など)

・その係数の中央値 ≈ 0.812(平均 ≈ 0.817)を、DR-Z4SMの各国円換算額に掛けて日本での予測額を算出。

アメリカ:1,327,128 × 0.812 ≈ 1,078,000円

イギリス:1,595,193 × 0.812 ≈ 1,295,000円

カナダ:1,267,006 × 0.812 ≈ 1,029,000円

イタリア:1,673,114 × 0.812 ≈ 1,359,000円

ニュージーランド:1,307,804 × 0.812 ≈ 1,062,000円

スペイン:1,671,000 × 0.812 ≈ 1,357,000円

・これらの中央値 「118.7万円」、平均 「119.7万円」 

➡日本における予測価格は……約118〜122万円(区切りよく考えると120万……

➡しかし、カナダでの日本換算額が「103万円」……ということで、

……希望小売価格:114万8000円 あたりかな?と予測しておきます、、、

本日時点での「goobike」における新車の乗り出し価格は?

・「GSX-8Sの新車乗り出し(最安値):年式別の推移は?

年式 (GSX-8S 新車)  *2025.9.10時点 乗り出し 最安値 前年比 2023年モデルとの累積差
2023 ¥898,000
2024 ¥948,000 +¥50,000 +¥50,000
2025 ¥986,000 +¥38,000 +¥88,000

・こんな感じでした。

・「GSX-8S」の価格は1,122,000円(メーカー希望小売価格)なので、上記より割引率を算出してみます。

*GSX-8S=メーカー希望小売価格 1,122,000円、goobikeの「2025年モデル:新車の乗り出し最安値: 986,000円」より、実質「−12%割引」されていることがわかりますね

・発売されてすぐは人気なので、天下のスズキといってもほぼ割引ないでしょう…

——といったもスズキさん、5%くらい下げてくれそうなので「DR-Z4SM」のメーカー小売価格「114万8000円」(上記予測)より——

➡「DR-Z4SM」の乗り出し価格(予測 最安値)…割引5%として——「約 110万円」としておきます!(2025.9.10時点 予測)

−12%(GSX-8S 2025最安値と同等の割引率) ¥1,006,000 約101万円
−10% ¥1,030,000 約103万円
−8% ¥1,053,000 約105万円
−5%(発売してすぐの時点の予測) ¥1,088,000 約109万円

・今後、在庫が出始めてくれば、いつものスズキが来てくれるので、上記のように「GSX8S」同等の割引(-12%)となれば、乗り出し「101万円」…

・おお、面白いくらい綺麗な数字に近づいてきましたね。——なので、ある程度(2026年中ごろ)になれば、新車乗り出し100万円ってきりよくいけそうな感じがしてきましたね。

「CRF250L(s)モタード仕様」と「DR-Z4SM」の価格差からのオプション妄想

・CRF250L(s)のメーカー希望小売価格「649,000円」、DR-Z4SMのメーカー希望小売価格の予測値114万8000円」から、その差「約50万円

・最初の方に書いた通り、最低限のモタード化(前後17インチ換装)によって、約25万程度とみとくとさらに差は縮まり「約25万円

・スズキの脅威の値引き率を少し考慮したうえでさらに「5万円」ほどをみておきます。

・そうすると、2車種の値段がだいたい揃うくらいまで、CRFにはあと「約20万円ほど」余裕はあると勝手に想像します。

・さて、この20万円でCRFに何のオプションをつけましょうかね。サイレンサー&フロントパイプをモリワキにしたら「10万円ほど」

・残り10万で…ZETAパーツけっこう付けれますね!

・とまあ妄想はこのあたりで、DRZはもっと高くなったり安くなったりするかもしれませんからね。

・あとは「CRF300L」の販売、「CRF450L」の再販、待ってます。車検あっていいのでお願いします。ホンダさん!

最新情報をチェックしよう!
>